建設業退職金共済制度(建退共)は、中小企業退職金共済法にもとづいて国がつくった建設業の現場で働く方々のための退職金制度です。
現場から現場に移り、建設業を営む事業主を転々と変わって建設業の現場で働く労働者は、一般の退職金制度にはなじまないため、この制度では、変わった先のそれぞれの事業主から働いた日数分の共済証紙(掛け金)を購入してもらい、その従業員が建設業で働くことをやめたときに、本人からの申請により建設業退職金共済事業本部が退職金を支給するという、いわば「業界退職金制度」というべきものです。
本市においては、有資格業者の方に建設業退職金共済制度の加入を勧奨しており、本市と工事請負契約を締結した場合は、対象の従業員(下請を含む。)の労働状況等必要に応じて、共済証紙の購入を義務付けています。
また、併せて、本市と工事請負契約を締結した場合は、通常の労災保険に加え、対象の従業員(下請を含む。)を対象とした(財)建設業福祉共済団の建設労災補償共済又はこれと同等の損害保険会社による労働災害使用者賠償責任保険等への加入を義務付けています。
※詳しくは下記の関連するホームページ「建設業退職金共済制度及び法定外労働災害補償制度の
取扱要領」を参照ください。
■お問合せ先
工事契約課(電話:096-328-2442) |